ジジーノに捧げる / RICCO@天満
2012年 08月 03日
福島から動きたくない。TRICKER'Sのコンビ靴も重い。
「天満の窯に行こう。」
兄弟に電話する。「何やテー。今バルカッチャの近所やどー!」
こんなうだる暑さの日は、天満でよう冷えたキリッとした白いワインをグイっといわしまんのや。
白肝のコンフィと鱧のカルパッチョがあれば、熱々のピッツァを迎える前戯としてもかなりのもんだ。
「ジジーノ」は日本語のようなイタリア語だ。
新添氏がナポリで一番と敬意を表する老舗ピッツェリアL'antica Pizzeria "da Michele"(ダ・ミケーレ)の八十幾つの“ジジーノ”と呼ばれる名物翁に捧げる逸品。ジジーノってやっぱりジジイなんやって。
かの名店が焼くピッツァはマルゲリータとマリナーラの二種類だけ。そんな直球勝負な店なんだがそれをさらに赤と白とで4分割で頂くRICCOの「ジジーノ」。
「いーの兄貴」も忘れてはいけない。
カウンターのたまたま隣の客に「このピッツァ、イーの兄貴いうてワテでんねん」と振る舞う陽気ななにわの兄貴。
MOETも開けて振る舞う。
おっと、書いて良いのかわからないけど、江坂に他を圧倒するピッツェリアができそうなのだ。
PIZZERIA & BAR RICCO
大阪市北区天神橋5-1-5 TEL 06-6354-4366
年内無休 / 17:30~26:00