個人的に遊郭には全く縁が無い。松島新地外れを歩いていたら酢鶏に酢豚に台湾ラーメンの[龍馬]がなくなっている。移転か廃業か?
それは追い追い調べるとして、商店街南側のブロックの焼鳥でもいいかと移動。
その時である。「その角にかつて[小川下]と言う草鍋の店が有ったんやけど無くなったわ。」という話をしていたら同行者が「草鍋って書いてあるじゃん?やってるじゃん!」と言う。何やて〜!
かのとんかつ屋と同じ名前である[喜多呂]と言う店名で草鍋を出すようだ。弟子が居たのか?
聞くところによると小川下店主の妹夫婦が千代崎でやられていた居酒屋をこの地に移転させたみたいだ。
本家直伝の味って訳である。
驚いたままで鍋を2人前オーダーする。
まずは「ブリかま塩焼き」でいきなり泡盛だ。骨から身を剥がしながら連休を振り返る。
ナムルに100円のポテサラを食べながら「草鍋」を待つ。
さて、2人前到着。いつもこの九条の草鍋は、前回の味や作法などの記憶が無くなったあたりで食べに来ているので毎回が新鮮だ。
野菜を大量に掴み、からし醤油と合わせる。鍋で縮み溺れそうな豚肉や豆腐も味覚を引き立てるが、主役は野菜達である。改めて食べると美味いな。軽く頂けてしまう。ここからは黒糖焼酎にしよう。
居酒屋喜多呂
大阪市西区九条1-16-13 TEL 06-6584-1955
水曜休 / 11:00~22:00