京都市は南区内で仕事。
腹ごしらえは、河原町沿い南岩本町市営住宅の一階にある[楓]。
磨りガラスの向こうがどうなっているのか知る由もなかったが、常連らしい声が聞こえて大体の鉄板の位置が分かる。
メニューはシンプル。お好み焼きもしくは焼きそばのいずれも、いか、豚、肉、すじ、ミックスとある。
モダン焼きやマンボ焼きの類はメニューに書かれていないが、鉄板では麺の入ったお好み焼きが焼かれていたので、「すじのお好み焼きで麺半分」とオーダーする。
常連客「達人の注文や・・・」
「かすは?」と聞かれたので「入れてね!」と返事。
こんな風に焼かれていく。これはかすをトッピングする前だ。
焼いてない方のお姉さんに「玉子はどうしはる?」と聞かれたと思ったら間髪入れず、「真田広之に似てると言われません?」と。25年前に亡き祖母に言われて以来だ。
気が逸れたが、やはり生玉子かな。
先にオリソースだけを振りかけ、真ん中に窪みを作り玉子の黄身を慎重にマウント。白身が垂れる・・・。
生ねぎを乗せてもらい、玉子が見えるように処理。
ガツンとくるスパイシーさとはひと味違うオリソースが肉系と小麦と玉子の優しさを強引にまとめる。ソースの銘柄を思い浮かべながら舌鼓を打つ。
先月末で閉館した京都みなみ会館でラストとなるスクリーン上映の合間に散策。九条車庫前から教王護国寺を望む。
楓
京都市南区東九条南岩本町1 南岩本市営住宅1F
日祝・第2・4月曜休