台風の中、大阪から奈良へ何とか移動できるかどうか。
JRは諦め、近鉄奈良線の復旧を願うばかり。
鶴橋にてその機会を窺う。
[千寿]も[味力亭]も満席だ。
焼鳥の名店[鳥頭サブロー]に空席を見つける。
きっと何とかなる。22:30には復旧するよな、近鉄?
「アルバイト来れませんのでお待たせしたり失礼があるかも知れませんがよろしいでしょうか?」一人で切り盛りするお店も大変だ。
さあ、造り盛り合わせ、もも肉炙りがあればいいか。
つきだしの「匠の手作り豆腐」はソースを四つから選べ、「強制の中の自由」が有る。
↑つきだし
胸肉たたきには、甘口醤油にわさび、ポン酢にニンニク。技有りごま油に浸かった肝は、塩に2ミリだけ着けて味わう。胸と手羽元の間にある稀少部位の鳥トロもたまらん。オレの味覚では、ひねどりのすきみと区別がつかないが、何も付けないで口に入れ、醤油の付いた奴で追いかけるような食べ方などを試す。全てが旨し・・・。
↑特選造り盛合わせ
もも肉に特化した「地頭鶏もも炙り」もあれば、もも以外にそで、ぼんじり、せせり、ハラミ、背肝をミックスした「おいしいとこ炙り盛り」ってな奴もある?
そでとせせりとハラミは串で頂くとしよう。
↑地頭鶏もも炙り炭火焼
塩味でこの三本を。ルックスは似た感じがしなくもないが、お味の方は個性溢れる三種。次回はタレでためしたい。
↑ハラミ、せせり、そで
ハナからメニューに「黄そば」があるのを見つけてタジタジ。実は、黄そばを出す洋食屋の大国町[とんちゃん]が8月で店を閉めてしまったショックに苛まれていただけにこの発見でプラマイゼロやん。
汁はやや甘いが、やや縮れた中華麺がたまらん〆と相成った。
↑鶏天入り黄そば
燻製やら鍋やらおいしいとこ炙りとか・・・天気のいい日にまた来ないといかん。
鳥頭サブロー
大阪市東成区玉津3-1-10 TEL 06-6971-0288
無休 / 17:30~24:00