[グリル・ニュー・トモヒロ]の前まで行くと日替わりメニューが消されている。売り切れたか・・・。
この際に1200円とこの店で最高価格のついた「ビーフエスカロップ」をオーダーしよう。
熟成された肉の塊がまな板に出された。
衣を付け、揚げる作業、そしてワインで蒸し焼きにして切り分けると銀皿へ。小鍋で煮詰め直したデミグラスソース。そいつをかける。
Bランチのお客様に挟まれていた。二人に凝視される。ビフカツのようでビフカツではない見慣れぬ物体に目を奪われている様子だ。
かく言うオレも実はビフカツ信奉者である。この料理はビフカツの亜流だと思っているが、カツ煮込みほど道を外してはいない。
根室[ニュー・モンブラン]が有名にした薄切りポークカツレツが筍入りバターライスに乗り、デミグラスソースをかけた御当地グルメ「エスカロップ」と一致するのは名前のみ。
口に運ぶ。ここのビフカツを食べた事がなければ違いはわかるまい。まずは蒸し焼き?蒸し煮?しっとりしていてより一体感が伝わってくる。子供の頃に宝塚ホテルで食べた煮込んだようなステーキにも近い。
新梅田食堂街[マルマン]のといい、大阪エスカロップファンになりつつある。
グリル・ニュートモヒロ
大阪市福島区鷺洲2-7-16 TEL 06-6451-5384
日祝休 / 11:30〜14:00 17:00〜20:00